大学院で応用生命化学を学んでいたときから、品質管理に興味があった。健康食品業界に注目していたところ、山田養蜂場の企業理念を知る。
祖父母の介護を通して痛感していた家族の尊さ、健康の大切さ——
そんな自分の考えと大いにマッチして、入社を希望。「可能性を信じることが、新しい自分を発見するきっかけになる」と話す。

設定した目標と背景 品質事故の未然防止を目指して

当社は、「一人の人のために」という言葉で表された創業の精神をもっています。この精神は、創業者が自分の娘の健康回復のためにローヤルゼリーの研究と生産を始めたことを、事業の原点としていることから定められた企業規範です。現在はローヤルゼリーやプロポリスなどのミツバチ産品に限らず、健康食品、化粧品、はちみつ・自然食品など、「自然の恵み」を活かした商品を開発・製造・販売まで一貫して行っています。

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目標達成までの道のり「家族に食べさせたい」
— 同じ志が原動力に

取り組んだ課題の1つが、製造部でのドリンク製造ラインに携わる業務です。これまでの管理体制を更に強化するために、洗浄手順の確立を目指しました。ドリンク製造ラインの全分解洗浄は3人で5時間以上かかる大変な作業です。スタッフ一人ひとりの負荷も大きい上に、洗浄方法にバラつきがあると仕上がりにも影響が出て、品質管理の徹底とは言えません。そこで、誰が作業を行ってもクオリティを維持できるように製造記録用紙の変更や汚れのレベルについてデータ検証を実施。製造後に配管の汚れ具合や劣化がないかなど点検項目を抽出し、合理的で適切な洗浄方法や頻度を決定していきました。とはいえ、検証作業は現場にとってはかなり手間のかかる作業。一部からは「そこまでやる必要があるの?」という声もありました。しかし、自分から働きかけて情報収集や話し合いを繰り返すうちに、「家族に食べさせたいと思える商品をつくりたい」という同じ志を抱いてお互いが仕事をしているとわかり合い、最終的には「やるなら徹底的にやろう」と協力していただけるように。考えを共有し、お互いに仕事を高めあう・歩み寄ることが大切だと強く実感しました。

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結果 そしてこれから未然防止に繋がる仕組みづくりに挑戦したい

ドリンク製造ラインの洗浄手順の検証は終わり、新しい作業手順書での運用が始まりました。今後は、他の製造ラインにも水平展開し、更なる品質向上と合理化を計画しています。また、お客様相談室と連携をより密にとりながら未然防止に繋がる情報を全部署で共有できる体制づくりにも挑戦したいです。品質保証部は、社内外から様々な質問にも応えていく部署なので、健康食品や化粧品の原材料や製造工程についても、より幅広く深く知識を身につけていきます。また、食品安全マネジメントシステムのレベルアップのために、FSSC22000にも対応できるレベルを目標に達成期日を決めて勉強を続けていきます。そして、品質保証のスペシャリストへと成長し、お客様に安全をお届けする人財になります。

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